映画『レディプレイヤー1』レビュー

レビュー
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キャスト

  • タイ・シェリダン
  • オリビア・クック
  • ベン・メンデルソーン
  • リナ・ウェイス
  • サイモン・ペッグ

あらすじ

スティーブン・スピルバーグ監督が、アーネスト・クラインによる小説「ゲームウォーズ」を映画化したSFアクション。貧富の格差が激化し、多くの人々が荒廃した街に暮らす2045年。世界中の人々がアクセスするVRの世界「OASIS(オアシス)」に入り、理想の人生を楽しむことが若者たちの唯一の希望だった。そんなある日、オアシスの開発によって巨万の富を築いた大富豪のジェームズ・ハリデーが死去し、オアシスの隠された3つの謎を解明した者に、莫大な遺産とオアシスの運営権を明け渡すというメッセージが発信される。それ以降、世界中の人々が謎解きに躍起になり、17歳の孤独な青年ウェイドもそれに参加していた。そしてある時、謎めいた美女アルテミスと出会ったウェイドは、1つ目の謎を解き明かすことに成功。一躍オアシスの有名人となるが、ハリデーの遺産を狙う巨大企業IOI社の魔の手が迫り……。(映画.com)

感想

映画「レディ・プレイヤー1」は、2018年の4月20日に劇場公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督によるSFアドベンチャーになっております。元になっているのはアーネスト・クラインによるライトノベルになり、原作者自らの脚本協力によって映像化されている作品になります。

斬新なビジュアルエフェクトと、俳優たちの生身の演技が見所です。

2045年地球規模での環境破壊や繰り返される国際間での紛争によって、人類は「オアシス」と名付けられたバーチャルの世界だけを生き甲斐にしていました。想像すれば如何なる望みも叶えることが可能となり、アバターを通してありとあらゆるヒーローやアイドルに変身することができます。

オアシスの開発担当者でありカリスマ的な人気を誇るハリデーは数多くの謎をプログラム内部に残していて、全てを解き明かした者は「イースター・エッグ」と呼ばれている宝物を手に入れることができます。

荒廃した都市団地の中で鬱屈とした毎日を送っていた17歳のウェイドも、専用のキットを装着して特殊ゴーグルをかけてオアシスに接続して宝の卵を探す冒険に参加します。エッグ探索のゲームの最中に知り合ったプレイヤーたちが、実は意外にも近くの地域に住んでいることを知っていきます。オアシスの世界が全てのはずだったウェイドの心の奥底にも、次第に微妙な変化が生まれ始めていくのでした。

バーチャルリアリティーの空間だけが人々にとって唯一無二の希望となってしまった近未来には、決して荒唐無稽な作り話とは思えないものがありました。他者とのコミュニケーションが薄れていきお互いが匿名性の高い存在となっていく、今の時代との不気味な共通点を感じてしまいます。

VR機器がハッキングされて現実と仮想の区別がつかなくなってしまうシーンには、最先端の技術の中に潜んでいる危険性について考えさせられました。2

1世紀半ばをリアリティー溢れるタッチで再現した世界観の中にも、1980年代のポップカルチャーを思わせるようなファッションや音楽がさり気なく散りばめられているのが心憎いです。

世界中のプレイヤーが自由にネットワークでアクセスできるゲームをテーマにしながらも、主要な登場人物のほとんどが近所に住んでいる展開が面白かったです。ガンダムからメカゴジラまでがルール無用のバトルロワイアルを繰り広げる、おもちゃ箱をひっくり返したかのようなクライマックスでのバトルが圧巻でした。

単に「昔は良かったなあ」のノスタルジーで終わることなく、人と人との心を繋いでいくテクノロジーの可能性が伝わってきました。

古今東西のSF映画に造詣の深い方たちや、オンラインゲームに夢中になってしまう若い世代にもお勧めな1本だと思います。

予告

コメント

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